玉子の韓国生活ブログ

韓国蔚山で暮らす日本人妻のブログです^^

【韓国語】多文化センターのTOPIKⅡ対策講座

こんにちは、玉子です^^

私韓国に来てもう3年めなんですが^^;
初めて多文化家庭支援センター(다문화가정지원센터)の外国人向け韓国語の授業に参加したので、様子を少し書き留めておこうと思います。

個人情報を登録

授業前に、センターで氏名・年齢&生年月日・住所・電話番号・メールアドレスなどを登録申請用紙に書き、さらにカカオトークアプリから受講する授業の登録などを行いました。

名前はハングルで書いて、と言われましたが、ここの利用者はたいてい外国人なんだから、アルファベットの方がベターなのでは?と思ったり^^;

先生方や職員の方々は基本的に韓国の方だろうから、ハングルで書いてあるのが細かく楽なのかなぁ。

日本で、全ての外国人に、「お名前はカタカナで表記して下さい」とお願いするようなことですね。まぁ…
もしも、自身の名前をハングルで表記するのに支障がある場合は、アルファベット等で書いてもいいよって言ってくれるのかもしれません。

(ちなみに、カカオトークのページは、うっかり他から来たメッセージを開いたら消えてしまいましたㅠ 早めにブラウザで開き直しておくべきですね。次回行ったら、もう一度職員の方にお願いしないといけません。)

講座の種類

手続きの流れで説明してもらったところによると、私が訪れた多文化家庭支援センター(以下多文化センター)では、韓国語初級者向けに2つの講座、中級者向けに2つの講座が開かれているようでした。

講座初参加日の前に一度、夫と様子見に行った時、職員の方とお話をして、「TOPIKの対策講座がいいかもしれませんね」と言われて、その開講日に改めて行ってみたわけですが、この「TOPIKの対策講座」というのは「中級者向け・TOPIKⅡ対策講座」だったようです。

中級者向けにはもう一つ、「자녀학습지도한국어(子どもの学習指導韓国語)」という“子を持つ外国人親”向けの講座があるそうです。

TOPIKⅡ対策講座

手続きをしていたら、授業の開始時間に遅れてしまいました^^;

席について見てみると、生徒の人数は10人前後。

私の後にもちょこちょこ遅れて入ってくる人がいるし、トイレなのか?途中で退席してまた戻ってくる人もいるし、「え、そうなの?」と軽~くびっくりしたりしました。

その日の受講生は全員、主婦層といった感じの女性で、男性は0人、25歳以下の若い人も、60歳以上の年配の方もいらっしゃいませんでした。

講座の一環で、読解の問題文を受講生に1文ずつ音読させるということをやっていたのですが、やたらと早口で読む人もいるし、ちょこちょこ読みづらそうにしている人もいるし、韓国語の文を読んでいるんだけど、その人の母語の影響が強く出ている…と分かりやすい方もいて、
自分のことは自分でよく分からないけれど、同じように「韓国に住み暮らして韓国語を学んでいる外国人」を客観的にみられるのは、ちょっと面白いなぁ…と思ったりしました。

使用テキスト

私が入室した後、先生が(若くてきれいな女性でしたが、次回の授業は子どもの用事があるのでお休みです!と言っていたので、ママらしい)テキストのコピーを渡してくれたので、とりあえずその日はそれを見ながら講義を受けました。

授業後に先生と職員の方に聞いてみたところ、その講座ではこちらのテキストを使用しているそうです。

この表紙デザイン見たことあるな!

結構分厚くて、後ろを見たところ、お値段が21,000ウォンと書いてありました。

授業はすべて韓国語で行われますが、受講生が知らなそうな単語や表現に関しては、先生が色々と言い換えをしてくれたり、それらが使われるシチュエーション例をあげてくれたり、ホワイトボードに絵や綴りを書いてくれたりして、これは助かる!

一方で、先生が話すスピードは結構速くて、私がテキストもまだ持っていないし、授業の雰囲気も知らないせいなのか、「今どこ?なんの話してる?」と分からなくなることが度々ありました^^;

この日の内容は読解とリスニングだったのですが、嬉しいことに!
前にTOPIKⅡに臨んだ時よりも、韓国語が楽に読めるようになっていたし(早くなったし、読みとばしつつリカバリーも出来るようになった)、リスニング音声も結構ゆっくりに感じられ、「聞き取れるし、問題文も(前より)読める!」という感触を得ました。

まぁ、それでも、全く知らないし推測も出来ない表現とかもあって、そこはしっかり点を落としましたが^^;

リスニングの音声に関してはむしろ、スピードはゆっくりしているんだけど、抑揚が不自然に抑えられていて内容が伝わりづらくなっているのと、「生身の人間だったら、分かんないとこ聞き直せるのに…」という変な不便さを感じました^^;

作文の指導は?

この日は読解&リスニングに終始したので、作文(쓰기)の指導はありませんでした。

それでも2時間半の授業でしたので、もっとやって!という気分ではありませんでしたが(笑)

読解やリスニングは独学で何とかなるとしても、一番先生による指導が必要なのは作文なのでは…という気がしますので、その部分でどのような授業が行われているのか、気になるところです。

試験のレベル取得と生活の向上

今回見えた部分に関しては…わざわざセンターの講義に行かなくても、自宅でマイペースに勉強した方が心も穏やかに過ごせて良いかもしれない、という気がしないでもありません。

今TOPIKに焦らなければならないほど、レベルが不足しているという感じもしなかったし(あくまで、試験を基準に考えた場合。普段の生活には不便が沢山あります)。

そう、TOPIKの試験対策をするより、毎日の暮らしにもっと直接役立つ内容って、多分あるはずなんですよね。
もっと毎日快適に、安心して暮らしていくのに役立つ情報や知恵。

もしかすると、もう一つの中級講座「자녀학습지도한국어(子どもの学習指導韓国語)」の方がそれに近いかもしれないので、そちらの講座も今度見学してみようと思っています。

そちらも書けそうだったらまたここに書いたりしてみますね^^

 

いかがでしたでしょうか。
多文化センターで行われている外国人への支援って、各地域のセンターによって結構まちまちみたいです。
私も、行く前に色々知りたかったのですが、なかなか情報を見つけられなかったりしたので、個人の体験でしかありませんがどなたかのお役に立てれば幸いです。

よろしければ応援お願い致します^^

ではまた!