玉子の韓国生活ブログ

韓国蔚山で暮らす日本人妻のブログです^^

【TOPIK】5級と6級のはざまで

안녕하세요? 玉子です。

今回は、先日多文化センターでTOPIK対策授業を受けた時に感じたことを書き留めておこうと思います。

5級と6級のはざまで、とはいうけれど

このタイトル…

TOPIKⅡ対策授業に通いながら、何度も模擬試験をやってみて、「大体こんなところだろうか」と推測しているセルフイメージです。
実際に受けてみたら、どんな結果が出るか分かりません^^;

特に쓰기(作文・筆記)の問題は評価が難しいので、先生も添削はしてくれるけど採点はしてくれないし…

先生に、「私何級取れますか?」と聞くのも、不毛な気がして聞いていません^^;
まぁどうだろう、先生によっては、言ってくれる方もいるのかなとは思いますが。

とまぁ軽く前置きをしつつ。

見えないかと思いきや、明らかな壁

TOPIKの問題って大体、前から易しい順に並んでいるんですよね。

だから、ある問題から急に分からなくなる感じが、結構はっきりと現れます。

急に、知らない単語が沢山出てくる。
急に、問題文が読めなくなる、聞き取れなくなる。

そこにレベルの壁があります。
パニックを起こしがちになりますが、本番でなく事前の勉強なら、そこまでは出来たことを評価しつつ、その後の部分に注力していけばいいわけです。

6級の읽기(読解)問題

さて先生が、ある日受講生に向かって「授業はあと数回ですが、模擬試験をもっとやりたいですか?それとも、6級レベルの問題について授業するのがいいですか?」と訊いてこられました。

私は反射勝ち(?)して、「6級問題をやってみたいです」とリクエストしました。
模擬試験も、自習でやるより授業でやってくれた方がやりやすいけど、もう何度かやったし、6級問題も自分一人で勉強するのは大変そうですからね…

先生が解説してくれて、疑問に感じたことはいつでも質問できる、そういう環境を享受したいなと。

模擬試験をやっていると、읽기の40番くらいから解けなくなってくるのと、時間も無くなってくるのとで、問題にきちんと取り組めた回数が多くありませんでした。

しかし授業でそれらの(읽기のハイレベルな)問題に取り組むことで、私なりにちょっとした考えを持つことが出来ました。

小説か、説明文か

6級の읽기(読解)問題は、本文が前半の問題よりも長いという意味で「長文読解」といえます。

世の中、これが長文と呼べるか??みたいな感じはありますが^^;
テスト問題の中では、確かに長いです。見ただけでゲッと思います。

しかしその内容は、大きく小説タイプ説明文タイプの二つに分けられます。

小説タイプは、순우리말(と先生はいう)…純韓国語が多い傾向があります。外国人の受講生からしたら、순한국말って感じですかね。

日本語における、漢字語ではない大和言葉、みたいな感じです。

独特の情緒があって読み心地はいいのですが、知らない、私がまだ学んでいない語や表現が多いと感じます。
そのため、読むのに時間がかかり、文章の理解度も大きく下がってしまいます。

一方説明文のタイプでは、漢字語が多い傾向です。「難しさ」が、漢字語の難しさや多さで表されている感じ。

ですが、漢字語は日本語と共通している語彙も多いので、覚えていない語であっても音と文脈で「あ~あれかな」と推測できることが多いです。それに、쓰기でも「文学的であるより論理的な語や表現」が求められて、そちらのベクトルで勉強をするので、学習範囲が重なっていて効率が良いということもあります。

結論!

というわけで、「300点満点やそれに準ずる高得点を狙う!」という段階ではない私は、읽기最後に並ぶ長文問題に取り組む時間がもし試験当日にあったなら、

小説問題よりも説明文の問題を優先的に解く

という方針を打ち立てるに至りました。

まぁ、「ギリでも6級受かりたいなら」という状況下で、前半は一個も間違えず回答しなければならないし、その上でさらに確率を上げるための努力って感じになります。

本番はなにが起こるか分からないよね~~ほんとそう思います。こわいこわい。

実践とは…テスト以外のすべて?

主語が大きくなっちゃうので不安なのですが、まぁそうなのかなって思っています。「実践とは、テスト以外のすべて」。

文学作品を読んで楽しむことも実践。

先生に、「今の私たちにおすすめの小説などはありませんか?中学生向けとか高校生向けとか、レベル感の指針はありませんか?」と質問してみたら、調べて今度お知らせしますね!といってくれました。ありがたいです(T▽T)

もともと、日本語では本を読むのが好きな方なので、負荷さえコントロールできれば楽しめて良い勉強にもなるはず!

日本語でだって、明治大正文豪の作品には結構挫折しているので、レベルの合わない文章にむやみに挑戦したら残念な結果になるのは明らかですね。。
楽しみたいだけならそれでもいいけど、勉強もしたいし、成功体験も効率よく積みたいですからね。

先生がいいこと教えてくれたら、またこちらにも書いていくかもしれません^^

ある日授業帰りに撮った写真です

おわり

今回も最後までお読み下さりありがとうございます。

テストを完全攻略できなくても、戦略みたいなものがあれば、ある程度心を落ち着けて取り組めるよなって思います。

ついさっきTOPIKの会員情報を確認してみたら、何年も経った日本のサイトにはまだ情報が残っていたけど、韓国のサイトで新たに会員登録しようとしたらなんだかうまく出来ませんでした。

早めに様子見てみて良かった…アイピン(아이핀)なんて初めて聞いたし。夫が暇なときに手伝ってもらおうと思います。

ではまた!