こんにちは、玉子です^^
今回は、韓国のインスタントラーメン“라면(らみょn)”にまつわる細かい話を書いてみようと思います。
私が韓国に来る前にも、日本の食料品店で買える韓国ラーメンの種類は少しずつ増えていたように思いますので、楽しく読んで頂きつつ何かの参考になれば幸いです!
(今回はカップタイプではなく袋タイプを想定した内容となっています。)
もくじ
라면(らみょn)のお供にキムチを用意しておく
いきなりなんですが^^;;
韓国ラミョン(もうこれでいきますね)をそれらしい雰囲気で食べようと思ったら、キムチは必須と考えた方がいい気がします。
日本の家で食べるインスタントラーメンに、必須のお供ってありますか?
定番の具はあると思いますが、場合によっては素ラーメン(麺とスープだけ)でもアリなんじゃないかな…
ですが、韓国ラミョンを食べ慣れてくると、どうも「キムチがなくては目指していた味に辿り着けない」という感じがしてきました。
キムチが持っていてラミョンに影響・貢献する要素って何があるかというと、辛いのはもちろんなのですが、その他に「野菜の具(歯触り込み)」というのもあるし、辛さ以外の複雑な味、特に「酸味」は重要なんじゃないかと現時点では思っています。
私自身、もともと辛いものが得意な方ではないので、キムチを加えることにより辛いラミョン(辛いのが多いです)をさらに辛くするのは難しい決断なのですが、少量のキムチを、取り皿の中のスープですすぐようにして“キムチ味”を加えて食べるのがお決まりのパターンになってきました。
もしかすると、ラミョンそのものが、もともと「キムチとともに食べられること」を想定して味の設計をされているのではないかと思えるほどです。キムチが苦手ではない方は、ぜひお試し下さい。
粉末スープはお湯が沸く前に入れる
「お湯を沸かして麺を茹でる」これは当然のようですが…
パウチに入った粉末スープを溶かし、そこに麺を入れて茹でる際、水が沸騰してから粉末スープを入れて溶かすと、水が突沸状態になることがよくあります^^;;
なので、粉末スープはお湯が沸く前に…微妙なタイミングでいれるのは面倒くさいので、鍋に分量の水を入れて火にかけるときにもう入れてしまうことをおすすめします(笑)
ちなみに、辛さ以外にも何かと刺激的なものが多いので、スープが火にかかっているだけでくしゃみや咳が出るとかいうことがありますが、「沸いてから粉末スープを入れる」のではなく「水から入れておく」ことで、この刺激もある程度抑えられます^^;;
鍋で食卓に出して食べる
これはどうかなって思ったんですが…
韓国ラミョンの気分を演出するにはちょっとしたポイントかなと思い、入れておくことにしました。
私が実家で袋ラーメンを食べるときは、親がどこかで見つけて買ってきたラーメンどんぶりを使っていました。あの、丸くて、浅いんだか深いんだか、逆円錐形の器ですね。どこにでもいつでもあるという器ではない気がするので、見かけた時に逃さずさっと買って来たんだと思うんですよ。家族全員分揃えてありました。
一人暮らしで食べるときは、ラーメンどんぶりはなかったので、別の適当な大きさのどんぶりで食べていました。本家様(中国かな…)のことは詳しく知らないけれど、ラーメンどんぶりで食べる日本の食べ方も、鍋のまま食卓に出して取り皿(앞접시:あpじょpし)に取って食べたり、もしかしたら取り皿さえ使わない韓国の食べ方も、どちらも特徴的だと思うんですよね。
香りや味の感じ方も違うかもしれませんし、一人で食べるときも、二人以上で食べるときも、なにか違う感覚が味わえるかもしれませんので、もしよろしければお試し下さい^^ 鍋敷きを忘れずに~
うちはこんな感じです↑↑ この日はソーセージと溶いた玉子が入っていました。
スープにご飯を入れて食べる
これもどうですかね(笑)
日本では、炭水化物祭りだとか、悪魔的誘惑だとか、そういうイメージがちょっとあるような気がしますが、韓国ではほんとうによくする食べ方みたいなんですね。
わが家の場合、夫婦二人で二袋分のラーメンを作り、鍋で食卓に持って行くと、夫が1.3袋分、私が0.7袋分くらい食べている感じになります。それで、それぞれ微妙に食べ足りなかったりするんですね。
そんな時、ご飯があれば量の調節もしやすいですし、3袋分準備するより調理も楽で、麺とご飯という変化も付いて飽きにくくなります。あと、辛いラミョンだった場合、麺だと辛くて大変だけど、ご飯だと辛さが和らいで食べやすいということがあります。
스낵면(すねngみょn:スナック麺)というラミョンなど、ご飯を入れるとおいしい!ということを売りにしている商品もありますので、これも興味があれば試してみて下さい^^
鍋を洗う前に一度拭いておく
さて、おいしく頂いた後の片付けですが、どうも、油汚れがしつこい商品が多いみたいです^^;;
そう思うの私だけかな…とも思ったのですが、Twitterなどで、「韓国ラミョンの洗い物が面倒!」と言っている在韓日本人のツイを複数見かけたので、やっぱり多少は何かあるのだと思います。
鍋に残った具やスープを整理した後、すぐにスポンジで洗おうとすると、洗剤をつけていても、油が強すぎて泡もスポンジもしんじゃったります^^;;
なので、これは…と思ったときは、洗剤スポンジで洗う前に紙(キッチンペーパーとかティッシュとか휴지:ひゅじ(トイレットペーパー)とか)や古布で拭く、もしくはお湯で予洗いするのがおすすめです。面倒なようでも、結果的にストレスも少なく、手間も少なく洗い物が出来るような気がします^^
日本のラーメンと韓国のラミョンは別物
私が日本にいるとき、好きなインスタントラーメンがありました。
インスタントラーメン自体しょっちゅう食べる方ではなかったので、麺もスープも気に入った特定の商品シリーズばかり、醤油、みそ、たまに塩とかゆず塩とかも食べていました。
そんな私が韓国のラミョンを食べることになって、正直初めは、辛いものばかりで味の違いもよく分からないし、麺もなんかこれでいいのか?という感じで食べていましたが、慣れてくると、日本のラーメンと韓国のラミョンは別のものだし、それぞれの魅力があるなと思うようになってきました(中国本家の汤面?も、もちろん別物でしょう)。しかも、どちらもほとんど国民食という感じなんですよね。
日本の食料品店で辛ラミョンをよく見かけるようになった頃、好奇心で一度食べてみたものの、あまりの辛さに「二度目はないな」と思っていました。が、辛い物が苦手な私でも、韓国で一年くらい過ごしたらその辛ラミョンを食べられるようになりましたね^^;;
そうしてみると、やっぱりそれまで食べていた他のラミョンよりは辛ラミョンの方が辛いし… そして、今まで夫は、私が辛いラミョンは食べられないだろうと思って、あまり辛くないラミョンを選んで買い、私が慣れるまで待っていてくれたようですㅠ
というわけで、ちょっと細かい話でしたが、楽しく読んで頂けていましたら幸いです^^
ラミョンに色々ちょい足しして食べるのも楽しいものです(わが家では、玉子、ネギ、きのこ、ソーセージ、冷凍餃子など、その時家にあるものを気分で加えたりしています)。
それではまた、次の記事でお会いしましょう^^