玉子の韓国生活ブログ

韓国蔚山で暮らす日本人妻のブログです^^

韓国で健康診断を受ける

こんにちは、玉子です。
今回は、韓国で初めて全身健康診断(しかも人生初の大腸内視鏡検査つき)を受けた話を書いてみようと思います^^

文字ばかりになりそうですが、お付き合いくださいませ。

事前準備~3日前からの食事調整

火曜日に検査を受けるため、病院からの案内に従い、3日前の土曜日から食事の調整を始めました。

胃と大腸の内視鏡検査を円滑に行うため、消化管内をきれいにしておこうということなんですね。

検査3日前から避けるべきは、脂肪分の多い食べ物、ナッツやゴマなどの種実類、それから食物繊維が豊富な野菜や海藻など…

どれもうっかり食べちゃいそう^^;
おやつにナッツとか。ラーメンやそばはNGでうどんがOK!?
それに、私が準備する食事の6~7割は野菜で構成されているので、おかずが作れない!困った!となりました^^;
玉子焼きに海苔入れただけでもNGなんですね。玉子だけならいいのに。

おかげで食事が、炭水化物とタンパク質(それも主に豆腐と玉子)ばかりになりました。

まぁいざとなればずっと白がゆでも私はよかったんですけれど、結婚しているとなんとなく変な気を回してしまいます。飽きないようにいろいろな食べ物を用意したい、とか…

そのせいで、余計な神経を使ってしまいました^^;

前日夜から下剤服用、そしてリバース

検査前日の食事は特に軽く、夕食は午後5時まで。その後、7時に水500mlに溶かした下剤を服用し、さらに30分ごとに500mlの水を2回飲みました。
これだけ大量の水を飲むだけでもおなかがきついのですが、水に溶かした下剤がまぁまずい!!
人生初だったので驚きました^^; 日本でもこんな感じなんだろうか…

味、一応記憶しておいたのですが、「しょっぱい、甘い、酸っぱい、苦い」を全て合わせ持った味のように感じられました。これ、「辛い」まで揃っていたらもう五味ですよね^^;

下剤は翌日朝にもう一度。あさイチの検査のため、朝4時頃から起きて下剤を飲み始めましたが、飲めば飲むほどまずいんですね~~ㅠㅠ
危ない感じはしたんですが、検査のために必要なのよ!と自分を鼓舞してなんとか最初の“薬入り500ml”を飲み切りました。

ところが、さらに1,000ml分の水を飲む間にどうにも耐えられなくなってしまい…
部屋にあった小さめのゴミ箱(ビニール袋をかけてありました)にリバースしてしまいました(T▽T)
ちょうどトイレには夫がこもっており(夫婦そろって下剤を飲んでいるため)、どうしようもありませんでした…(T▽T)

ちなみに、下剤のこのまずさはなんだ!?と思い、パッケージを見たところ、有効成分として「無水硫酸ナトリウム、無水硫酸マグネシウム、硫酸カリウム」と書いてありました。うーん。
なんとなく、しょっぱさと苦さの理由は理解できたような気になりました^^;

健康診断専門病院へ…

下剤は下から出さないといけなかったのに、上から出てしまって大変残念でしたが、気を取り直して車で市街地にある病院に向かいました。

その病院は、健康診断だけを専門に行うところなのだそうです。
更衣室でショーツ以外検査着に着替え、履物も用意されたスリッパに履き替えていざ検査へ!
靴下は大丈夫だったのと、あと、少し防寒着を着ている方もいることに後から気づきました。
館内は空調がされていましたが、季節柄なんとなく肌寒さはあるし、ノーブラなので^^;
自分も着てくれば良かったなぁと思いました。

着て来た服や荷物はロッカーに仕舞ったのですが、スマホは、「もしもの時」のために握りしめて出ました^^;
「もしもの時」とは、医師の先生方や看護師さん達の言っていることが分からなかった時ですね^^; ですが、一日なんとか翻訳アプリを使うことなく過ごすことが出来ました。

視力検査はCの字ではなく数字を読み上げる方式だったので、「よどみなく言えて良かった~~」とか、食事指導のインタビューでも「何訊かれたのか分かったし、言いたいことはなんとか言えた!」というのは良かったです^^
数字見えてるのに、韓国語が分からなくて言えなくて誤診、とかなったら悔しすぎます(あ、でも…最悪、英語で言えばいいのかな…)

看護師さんもサービス係らしき人たちも、割と迷わせずどんどん案内してくれてありがたかったです。
ただ、私の名前が呼びづらかったみたいですね^^; 韓国ふうの名前じゃないですからね…

「韓国の名前ないんですか?」とまで聞かれましたが、私としては不思議な感覚です。なんか…不信感があるくらいなんですけれど。
韓国に住んでいる外国人は、韓国ふうの名前も使うことが結構多いみたいですね。

婦人科系検査でつまづく

そんな感じでまぁまぁスムーズに進行して、採血も「いい血管ないわねぇ。反対の腕見せて」みたいな感じだったのに、1回でちゃんと出してくれて私も嬉しかったです。

そんな中でちょっとテンポが乱れたのが、婦人科系の検査でした。
胸の超音波検査も妙に入念に診られた気がするし…
膣超音波もかなり念入りに診られて消耗しました(+_+)
その上、「後日大きめの産婦人科行ってみて」とか言われて、今若干びびっています。

まぁ、なんとなくあやしいから入念に診られたんだろうし、手抜き検査で見過ごされるより、杞憂になる方がましですよね!
と自分の気持ちをなだめています^^;まずは結果を待とう!

(あと細かい話ですが、婦人科でのみ検査着をスカートに履き替えなければいけないのを聞き取れていなくて、しばらく時間を無駄に過ごしてしまいました^^;)

ラストは胃&大腸の内視鏡検査!

胃カメラは以前、鼻から入れたことがあったのですが、今回は口から&麻酔して、だったので、大腸内視鏡だけでなくそちらも初めてでした。
待合スペースで、体力なさそうな様子で横たわった人が、病院のあの小さなベッドに乗って運ばれているのを、「病院だからな~」となんとなく見ていたのですが、よく考えてみたら、この病院に入院患者はいない!(健康診断専門病院だから)

つまり、運ばれている人は、麻酔で眠っている人だったのです。

私も、入室した後、台に横になって、マウスピースを口にはめて、「酸素ですよ~」と言われながら鼻あたりにチューブを設置されて、お医者さんが「日本人ですか?わたし~、韓国で~す」とかなんとか言ってくれたのに、マウスピースをしているせいでろくな返事が出来なくて残念だったことは覚えているのですが…
(ところで、なんで「韓国です」なんて間違い方をするんでしょう…夫も同じ間違い方をするんですよね。そこはきっちり、「韓国人です」と覚えないともったいないのでは…)

その後気が付いたら、きちんと布団をかけられて、別の場所(回復室という、ベッドとカーテンが並んだスペース)で眠っていたのでした。
お布団があったかくて、お昼寝してトクした!みたいな気分でした(笑)

目が覚めたあと気分が悪かったり、めまいがすることもあるようなので(実際私も、大丈夫なようでちょっとよたついていたような気がします)、これが検査の最後の項目でなくてはならないわけですね。

ほんとに、何にも感じなかったし、違和感もなかったですね…(夫は、胃カメラのついでに、何か切り取られたそうです。よくあることらしいんですが、私は何事もされなかったようです( ͡° ͜ʖ ͡°))

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という感じで、なんとか昼前までに夫婦そろって検査を終え、数日の食事調整明けの묵은지해장국(むぐんじへじゃんぐk:古漬けキムチの酔い覚ましスープ。写真参照)を食べに行ったのですが、胃も腸も本調子でなかったため、普段のようにモリモリ食べることが出来ず残念でしたㅠ
でもおいしかったです!また万全の体調で食べに行かねば!

検査の結果は10日ほどで出るそうです。夫婦ともども、大きな問題がないことを祈ります!