玉子の韓国生活ブログ

韓国蔚山で暮らす日本人妻のブログです^^

【私と韓国語】一年めの話

こんにちは、玉子です^^
今回は、私が韓国語の勉強を始めた頃のことを少し書いてみようと思います。

韓国語を勉強する人はますます増えていて、教材も教室も充実してきているし、SNS上では学習者の存在が沢山見える今日この頃^^
それでいて、リアルな周囲の知り合いの中には勉強仲間がおらず、ずっと独学しているため、学習者や先生との出会いも今までありませんでした。

他の方がどんなふうに勉強したり、韓国語や韓国の文化に親しんでいるのか気になる!ならばまずは自分が発信してみよう^^ という気持ちで書くことにしました。日本語で書いていきますので、ちょっと長いですが、気を楽にしてご覧下さい!

もくじ

 

2016年5月から勉強を開始

これは運よく?記録を残しておいたので、確かだと思います!
5月から始めたのはちょっとした理由があります。

当時の勤め先では、5月に全国からお客さまと業者が集まる大きなイベントがありました。そのイベントには、主催企業が海外(主にアメリカ、韓国、台湾、シンガポール)から招いたお客さまや講師の方も参加していたりしたのです。

私は数年前からその会社に在籍していながら、なんとなく仕事と自分の人生の展望に閉塞感を感じていました。このままぼんやりしていたら、ぱっとしないままの自分の未来が見通せてしまうような。

このままでいい訳ではない、なにかしなければと思いながらも、日々の仕事に翻弄されてじっくり考える時間も持てずにいましたが、そんな折、繁忙期の最後の山場であるその5月のイベントの現場で、私が勉強を始める最後の一押しとなる出会いがあったのです。

それは、数か月前から仕事でおつき合いが始まったものの、まだ直接会ったことがなかったクリエイターの方と、イベント会場でご挨拶出来た時。
頂いた名刺に、本業のほか、日・中・韓・英 通訳のようなことが書いてあったのです。
ご本人は飄々としてユーモラスで、私より少し年上の方でした。
その方の雰囲気のようなものも相まって、「そうだ、中国語と韓国語始めよう」と思い立ったのです。

 

中国語と韓国語を同時に学ぶ

急に目の前の壁がなくなったかのような、スンっとした不思議な感覚でした。何を苦しんでいたんだろう。やればいいだけだと。

ちなみに英語は、それでもまだやる気になりませんでした^^;;
英語がいちばん、話したい相手も多いし(アメリカから講師で来るあこがれのクリエイターさんとか)、シンガポールも、なんなら韓国や中国から来たお客さまとも、困ったときは英語で意思疎通!の方が、韓国語や中国語をモノにするより早そうな気もするんですが…

中学校から大学まで、完全な自分の自由意思で英語を勉強しなかったせいか、根強い苦手意識のような、嫌う気持ちみたいなものがあるんですね^^;;
なので今でも相変わらず、ずーっとその“英語から逃げたい気持ち”が溶けるのを待っています(汗

さてそんなわけで、イベントから戻った後、NHKの語学番組を見ながら中国語と韓国語の勉強を始めました。
番組は1週間に1回25分を録画して都合のよい時に視聴し、番組のテキストは1ヶ月に1冊600円くらい。韓国語は、ハングル練習帳というワークブックも買って使っていました。

今もあるみたいですね!(中国語もあればいいのに~)

この練習帳が自分によく合い、楽に勉強出来たように思います。初めは特に文字を大きく書かせるので、シャープペンシルではなく、少し丸まった鉛筆を使って練習していきました。

 

働きながらマイペースに

NHKの番組は4月から始まっているので、いちばん初めの入門のあたりは見られなかったのですが、テキストのバックナンバーとハングル練習帳でなんとなくカバーしました^^;;
当時は主に仕事場で、昼休みに15~20分くらい勉強していたと思います。
帰り道のカフェなどで少し勉強して、「勉強してる~♪」という気分を味わうこともありました。
ワークブックの遅れは、会社の夏休みに家で集中的に勉強することで取り戻しました^^

実はその前から音楽のスクールに通っていたのですが、自分のエネルギー配分を見直すことにして、音楽は「しばらくお休みする」としてスクールを退会しました。
音楽も面白かったし、公私に渡り有益でしたが…そういう、自分の時代の転換ってありますね^^;;

NHKの番組とテキストだけで勉強していると、すごく猛烈に勉強する必要はなくて、当時の自分にちょうど良かったと思います。また、その頃のNHKハングル講座にはナビゲーターとしてK-POPアイドルのGOT7が出演しており、彼らの寸劇やフリートークがとても面白かったので、おかげでいつも楽しい気持ちで勉強出来たように思います。

 

複数の語学または趣味・学習を同時に進めること

韓国語と中国語を同時に始めて同時に進めて行ったわけですが、やってみると常に「中国語の方がどうも難しい」という感じがありました。

なにかと“重たい”というのが正直な感覚でしたが、それでも継続してやっていきましたし、“中国語の方が難しい”おかげで、“韓国語は易しい”という、都合の良い錯覚を起こしていたような気がします。

韓国語だけを勉強していたら、もしかしたら“韓国語難しいよぉㅠ”となって挫折していたかも…

学習や趣味を複数同時進行することは、どれか一つがスランプに陥った時も、他の趣味なり学習に逃げてストレスを発散したり、気持ちを落ち着けたりする効果があるよってことで、当時は「どうなのかなぁ」と思いながらやっていましたが、振り返ってみれば…まぁ、そうだったのかもしれません^^;;

 

一年でハン検に挑戦

手元に今あるハン検カードが『2018年春季で3級合格』というものなので、間違いないと思うのですが、2017年春のハングル能力検定で5級と4級を受検し、どちらの級にも合格することが出来ました^^

同日の午前中に5級、午後に4級の試験を受検したので、ちょっと…
ムチャしてますね(その割には冬に中国語も二つの級を同日受検してたりする)

多分冬くらいに、ハン検に興味を持って試験について調べ始め、NHKハングル講座に加えて試験対策をして(確か各級の“これ一冊で合格”みたいなテキストで勉強した)、試験に臨んだような気がします。

大人になって、学生のころとは視座が変わったのか、「一年まぁまぁ勉強したし、受けてもいいんじゃないかな」ってなんだか自然と思えたんですよね。

それで、「置きの5級」と「挑戦の4級」という気持ちで受けました。

結果、どちらの級も、ギリギリとかでなくまぁまぁ良いスコアで合格できましたので、振り返って思うことは、『やっぱり、5級とかは、まぁまぁ真面目に勉強したらふつうに受けて取っとくのが得策』みたいなことでした。

試験に申し込めば、勉強の動機にもなるし…
級に合格すればその後の足がかりにもなるし、人にも分かりやすく説明しやすくなります(○級取ったんだー!みたいなことで)。

そんな感じだったので、「大学で一年習った外国語も、サクッとそれぞれ5級くらい取っておけばよかったなぁ」と思ったりもしました。

(ドイツ語、イタリア語、フランス語がそれにあたるのですが…検定受検している学生もいたのですが、当時は何か“自分はそこまでやれないなぁ”って思ってしまっていたんですね。確かに本筋の勉強もいそがしかったけど、漢検2級は勉強して取得したりしたし、“外国語の検定で級を取るコスト”をよく知らずに高くイメージしすぎていたような気がします。)

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↑写真好き韓国人夫が、最近撮ってわざわざシェアしてくれた写真です(笑)

というわけで…

今回は、韓国語の勉強を始めて約一年間の事を書いてみました。

最近はSNSで、とても熱心に、真面目に、韓国語を学んでいる方を沢山見かけます。
それでいて、受検に対してとても高いハードルを感じている方も…

ですが、これくらいゆるい感じでも5級や4級なら合格できます^^;; そもそも、こういう試験は全問正解しなくても、決まったボーダーを超えれば合格できるんですよね。

しかしこんなことも、私が合格した後に振り返って言うから言えるのであって、次の級に挑戦する時はまためちゃくちゃ不安がってビビり散らかしていることと思います^^;;

仕事と人生の閉塞感に悩んで韓国語を始めたら、5年後には韓国人男性と結婚して韓国に移住しているなんて、展開広がりすぎです(笑)

このあとTOPIKで不合格になった話や、韓国に来てから苦労している話の方が面白いというか、価値があると思いますので^^;;
勉強歴についてはまた時々書いていきたいと思います。

今日も最後まで読んで下さりありがとうございました♡