玉子の韓国生活ブログ

韓国蔚山で暮らす日本人妻のブログです^^

【韓国語】受講中の多文化センター講座について

こんにちは、玉子です。
先日、多文化家庭支援センターのTOPIKⅡ対策講座を見学した話を書きました。

yuzi-tama.hatenablog.com

しかし結局は、TOPIKⅡ対策講座ではなく、別の「자녀학습지도한국어(子どもの学習指導韓国語)」という講座を週に2回ずつ受講することにしました。

この講座の内容について、少し書いてみようと思います。

子どもを育てる親のための講座

「자녀학습지도한국어(子どもの学習指導韓国語)」という講座名が、考えてみれば一応分かるけれど、若干分かりづらい気がしたのは私だけでしょうか。

要するに、「韓国で子どもを育てる非韓国人親が、子育てをするために必要となる韓国語」を教えてくれるというのです。

うちにはまだ子どもがいませんが、ある程度予備知識があればこそ、より安心して未来の子育てのことを考えられる…ということは確実に感じられます。

講座名に「韓国語」とついていますが、韓国語だけでなく、韓国の教育現場やその周辺の慣習、文化のようなことも色々教えてもらえるので、それを通じて社会についての理解も少しずつ広がり、とても良い講座に出会えたと思っています。

講座内容の例

具体的に、どんな話があるのかというと…

例えば、子どもが学校を欠席するときの手続きや、進級に必要な出席日数とか。

スクールバンキングという、学校の集金の仕組みがあることとか。
子どもが学校に入学すると、親は学校集金専用の銀行口座を用意して学校に申請し、その後必要な経費は引き落としになるそうです。

私が日本で学校に通っていた時は、封筒にちょうどの金額を入れて持って行ったりしていましたが、今考えると大変な手間ですよね。用意する親も、管理する先生も。
子どもが直前に「お金持ってくの」と言い出すとか、完全に忘れてるとかめっちゃありそうですしね。

引き落としは便利だから、もしかしたら日本も今はそんな感じになっていたりするのでしょうか。

国語は、算数(小学校から수학というようです)は、どのように習い始めて、どんな用語があって、他の教科立てもどうなっているのか。

英語は小3から始まるそうですが、幼稚園でも少し習っていたりするので、「だとすると小1~2の空白期間がもったいないな」という考えも出来たりとか。

早くから学習塾(학원)に行かせる親が沢山いるけれど、選択肢は他にもあるし(学童保育的なもの、放課後授業、家庭教師、自主学習…)、実際に講師の先生はお子さんたちを一度も塾に行かせなかったとか。

そういう話を聞いていると、漠然と「韓国ではみんな早くから塾に通わせるらしい」と思い込んで、よく分からないまま子どもを塾に送り込んだり、不安にならずに、落ち着いて自分で考えることが出来る気がします。

毎日遅い時間まで塾通いをするせいで、学校の授業で居眠りしてしまう子というのも結構いるみたいなんです。
そんなの本末転倒だし、無駄なお金もかかるし、子どもの健康にも良くないですよね。

それから、ハングルといえば、14の子音と10の母音を組み合わせて文字を作りますが、世宗大王訓民正音をあらわしたときには、さらに3つの子音と1つの母音があったとか…

そういう話を聞くととても面白いのですが、親として必ず覚えていなければいけないわけではなく、また、私たちのような外国人が韓国語を学ぶときに必要な知識でもないわけで…(むしろ余分で、頭が痛くなるかも)

ある程度韓国語を学んだ後だからこそ、面白く感じられるのだなぁと思ったりします。

偏見の実態

私の夫は、私が多文化センターに出入りすることで、他の外国人と交流することを嫌っていました。

よくない付き合いに巻き込まれることを危惧していたようです。

実際に通ってみると、この講座を受講している生徒は女性ばかり十数人で、授業が終わると割とみんなすぐ帰るし、変な付き合いに巻き込まれるような機会はほぼないという感じがします。

「子どもの学習指導」の講座だから、みんな子どもがいて、家でやることがあって早く帰るのかもしれないし…
私が、途中から授業に参加したから、他の人はみんな先に仲良くなるなりしているのかもしれないし…

中国の人は中国の人で、フィリピンの人はフィリピンの人で、そんなふうにまとまっている気がします。

お互い大人なのだから、程よいお付き合いが出来れば十分だよなと思います。
ちなみに、日本人ももう一人いますが、「おはようございます」と「お疲れさまでした」くらいしか言わないし、それでも十分な気がします。いて、日本語で挨拶が出来るだけで十分ありがたい。

多文化センターの授業って…

今回私が受講することにした「자녀학습지도한국어(子どもの学習指導韓国語)」ですが、職員の方にもらったチラシを見たところ、今年の3月に始まり7月に終わる全36回の授業だということなんですね(週2回実施)。

1回は約2時間です。

このチラシ、職員さんがくれる前に、どっかロビーとかに置いといてくれたらありがたかったのですが^^;

これを見て思ったことは、「この講座が始まる前はきっと違う講座があって、この講座が終わったらまた違う講座が始まるのでは」ということでした。

先生の得意分野にもよるかもしれないし、利用者のニーズも多少汲んだりするのかもしれません。

多文化センターの授業は、地域ごとにあるセンターにより、また時々により、違う内容で提供されているのかもしれないということです。

だから、自分が通える、近所のセンターでどんな授業があるのかは、他の人の情報ではなかなか分からない。
とりあえず行ってみろ、話はそれからだ。って、
ぐずぐずしていた過去の私に言いたいです^^;

最後までお読み下さりありがとうございます!
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元気が出るので(笑)
그럼 오늘은 이만 하겠습니다! 안녕~