玉子の韓国生活ブログ

韓国蔚山で暮らす日本人妻のブログです^^

【毎日の相棒】韓国料理本紹介(1)

こんにちは、玉子です^^
今回は、私の手持ちの韓国料理本と関連書籍をご紹介してみたいと思います!

料理をするのも食べるのも好きな私なので、韓国語を学びながら韓国の食べ物への興味も広がり、また同時に中国語も同様に勉強していたので、私が日本にいた時の食卓はしばしば和洋中韓折衷ごはんになっていました。

韓国語で書かれたもの、日本語で書かれたもの、取り混ぜてご紹介致しますので、お料理好きな方はぜひご覧になってみて下さい^^

まず写真上段の、韓国語で書かれた料理本3冊からご紹介していきます。

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上段左、オレンジの本

「4천만이 검색한 오늘의 요리」중앙북스/이혜영(요안나)
(「4千万が検索した“今日の料理”」ジュンアンブックス/イ・ヘヨン(ヨ・アンナ)著)

これが、私が初めて手にした韓国語の料理本…にとどまらず、韓国語で書かれた本で、まだ日本にいる時に、にゃんたろうずというネットショップで入手しました。

実は古本一冊無料プレゼント!という企画?キャンペーン?をされていて、購入したのではなく無料で頂いたのです。

まだ韓国語の勉強を始めて1~2年という頃だったかと思いますが、このサイトと企画の存在を知り、「韓国語を勉強していて、料理も好きだから、韓国の料理本を頂けたらありがたいです」のような感じでリクエストをお送りした記憶があります。

現在では当時と多少状況が変わり、SNSによる情報発信が増えたり、大手ネットショッピングサイトに出店したりもしているようですが、HPを見る限り、今でも古本プレゼントは行われているようです。
ほかにも色々と面白いコンテンツ(ブログなのかな?)があるサイトなので、ご興味のある方はリンク先を覗いてみて下さい。

niyantarose.com

本そのものはといえば、どうも、韓国の人気料理ブロガーであるヨ・アンナさん(この名前がおそらくブログネーム)のレシピが本になって出版されたということらしいんですね。

勉強を始めて早い時期に見たので、読むのがなかなか大変で、正直今までのところでは充分活用出来ているとはいえないのですが、全ページカラーで豊富な写真を見たり、基本調味料の紹介ページを見るだけでも、なんとなく韓国料理や食品の基礎イメージを培ってくれたような気がします^^

私もこの本を入手した頃に比べればいくらか、韓国語力がレベルアップしていると思うので、見直せば新たな発見が沢山ありそうです。

 

上段中央、グレーと緑色っぽい本

「오늘 요리」리스컴/김경미
(「今日の料理」リスコム/キム・ギョンミ)

こちらは、私が韓国に来て、家の近所の小さな書店で、初めて買った韓国語の料理本です。
5つの章立てになっていて、どんぶりのような一皿ごはん、さっと食べる朝ごはん、おかずと汁物の章、特別な日のごはん、一石三鳥・冷蔵庫整理ごはんという内容になっています。

小さな書店であまり選択肢がなく、また気持ち的に落ち着いて十分選び抜くことが出来なかったのですが、こんな本が、最近日本でも流行っているような“核家族の主婦のリアルな普段の料理の本”であるような気がします。

伝統的な韓国料理の枠にとらわれず、洋食、中華、日本食などの要素も取り入れた、かつ、おしゃれで少し軽い女性的な料理が多いように感じました。もしかしたら、男性は物足りないと感じるかもしれません。

料理に関わる基礎知識のページはやはり役に立ちます^^
日本とは計量の基準が違っていたり、使ったことのない食材の保存法なども載っているためです。

“韓国料理”にとらわれていない分、「韓国でもこんな食べ物はアリなんだな」というのを知ることが出来るという意味でも、価値のある本でした。

 

上段右、黄色い本

「백종원이 추천하는 집밥 메뉴 애장판」서울문화사/백종원
(「ペク・ジョンウォンがおすすめする おうちごはんメニュー 愛蔵版」ソウル文化社/ペク・ジョンウォン)

この本は先日のブログ記事ですでにご紹介しました^^

yuzi-tama.hatenablog.com

 

あれ、これ、探してみたら、Amazonにありますね!

あるけど…見た限り、日本語翻訳版というわけではないようですね。おそらく全く同じ、韓国語で書かれたものです。(ブログ中でのタイトル翻訳は私が便宜上勝手にしたものですのでご了承下さいm(__)m)

この合本愛蔵版は在庫一点で数日で配達。合本のもとになったシリーズの本も注文できますが、配達まで10日くらいかかるようなので、韓国から取り寄せるのかもしれません。いやぁ驚いた。


その後もひとつずつレシピを試してみています。すぐにわが家の定番メニューに入れたいようなものもあれば、多少好みに合わせてアレンジが必要かな、というものもあります。

私に一番必要なレシピは、“現在の私にリアルな韓国料理のレシピ”でしたので、純正韓国料理成分が8割以上という感じのこの本はまさに今の私にぴったりでした^^
(何より韓国料理を知らないのに、正解を求められる状況なので…)

読みやすいのもいいですね。ところどころに著者によるTipsなどがあり、文体が한다体で統一されているので、なんとなく、別途私が持っている笠原将弘さんの料理本のことを思い出します。

男性の料理人が「僕の好み」について語る独特の親近感、みたいな。

これなんですけどね(T▽T)

夫が、すっごく日本食が好きな人というわけではないので、しばらくは活躍の機会があまりなさそうですね…でも、これも美味しそうなお料理がいっぱいなんですよ。
リアルを極めた時短料理というよりは、少しこだわって手をかけている感じがありますね。

 

さて、日本語で書かれた本まで一気にご紹介しようかと考えていたのですが、思いのほか長くなってきましたので、ここで一旦一区切りとして、写真下段に写っている本たちはまた別の回で取り上げたいと思います。

最近は日本で買える韓国料理の本もますます増えていますし、「自分はこの本持ってるよ!良かったよ!」みたいなお話もお聞き出来たら嬉しいなと思います。

それでは、今回もお読み下さりありがとうございました♪