玉子の韓国生活ブログ

韓国蔚山で暮らす日本人妻のブログです^^

韓国滞在一年、記念日記

こんにちは、玉子です。
昨年夏に韓国に来てから、今日でちょうど一年となりました。

もうしばらくは最長記録を更新していく予定ですが、コロナ騒動が本格的に治まれば、こんなふうに継続して韓国に居続けるということは意外とないかもしれません。そうでなければ、一年に二度や三度は帰国していたのではないかと思うからです。

今回は「韓国滞在一年」を記念して、思いつくことを日記として書いてみようと思います。

 

今日の話題

 

結婚への流れ込み

ちょっとよく分からない見出しをつけてしまいましたが、これが正直な感覚でもありました。

ひとり上手で、大学で学んだことを生かした仕事をしながら、会社の隣駅の町の小さな部屋で暮らしていた私が。
恋人がほしいとか結婚したいという欲もどうも薄かった私が。

いつからか、いつの間にか、なにかの流れに乗って運ばれ、最後は怒涛の急流のように収束して、韓国人男性と結婚して仕事をやめて韓国に移住しちゃうという『どうにもそこまでは想像できなかった』という行動を起こした、あるいはそのような展開が起きた。

それは自分の意思で頑張ってした!ということではなく、なにか、イマココというところで流れに身をまかせたらこうなった、という感じがしています。
コロナさえも、ある意味、この結婚を実現へと導くひとつの置き石だったような。

意に反して流されてしまったのではなく、自分の意思一つで数々の困難を無理やり乗り越えたのでもなく…

あの時、流れに身をまかせたのが正解だったのか、不正解だったのか。
正解にするべく、今は日々自分に出来ることだけやってみようと思っています。


ひとに日韓国際結婚を勧めるか

自分が当事者になったせいか、日韓夫婦やカップルの方々の存在が、以前よりもSNS等で多く感じられるようになりました。実際、“感じられる”というだけでなく、実数もある程度増えているのかもしれませんが…

そして、韓国で暮らしていると、時々“独身の日本人女性でいい人がいたら紹介して”みたいなことを言われることがあります(逆は不思議と聞かれませんが)。
私は思っていないことは口に出して言えないタチなので、せめてそれが本気と分かるまではとなんとなく笑って過ごしていますが、心のうちで思っていることがあります。

しんどいぞと。だからおすすめはしないぞと。
やりたい人達だけが、自分達の判断でやってみるのが良いだろうと。

しんどいかどうか、その内容はどうなっているのか、それは本当に人それぞれだと思います。けど…

私も、始める前はこんな風に思っていました。
当然、しんどいだろう。それに、夫婦などというものは、国際結婚でなくても、しんどいことが沢山あるものだろう。

けれどその内容が、「どんなことがあって、どんなふうにしんどいのか」ということまでは、やってみるまで分からなかったのです。
今後のことも同様に分かりません。ある程度、想像はしてみるとしても…

その内容については、後のブログにも少しずつ書くかもしれません。良いことも、悪いことも、どちらでもないちょっとした出来事も。

それらがお互いの共有情報として役立てば良いとは思いますが、ひと様におすすめは致しません。
やりたい方が、ご自身の判断と責任でされるのがいいと思います。

 

生きてりゃOK!と思っていたけれど

結婚して自分が海外移住する、となったとき、私はまず自分に「最初の一年間は、生きてればOK!ということにしよう」と目標?を定めました。

というのは、まず、何か仕事をしようとか、社会活動をしようとかいうことは考えず、自分が環境に慣れて、潰れたり折れたりせずに生き抜き、夫婦関係を出来るだけ良好に維持するという目標です。

私の渡韓理由は、勉強のための留学とか、それまでの自分の強みを生かして韓国で働くとかではなく、伴侶と共に暮らして生きていくということでしたので、なにかの活動を頑張った結果、家庭が維持できなくなるようなことは避けたい。それで、このように初めの一年の目標を定めたわけです。

しかし実際にやってみると、「(ただ)生きてればOK!」というのは、思いがけず楽ではありませんでした。なんというのか…楽しさや、充実感が乏しい。
とはいっても、むりやり楽しさをひねりだしたところで、なけなしのエネルギーを消耗してどこかにしわ寄せがくることは明らかだと思えましたので、結局私には「一年は、ただ生きて耐え抜く」というアイディアしか思いつきませんでした^^;;

ときどき思うのが、「渡韓前にせめてTOPIK 4級合格しておきたかったなぁ」ということですが…分かりません。4級合格していたら、楽に暮らせていたのかどうか。
ただ、日常的に会話の練習をせずに、TOPIK 3級合格(ハン検は準2級合格)程度で韓国に住んだら私はきつかったよ!ということは、事実としてとりあえず書いておきますね^^;;

あときっと、個人的な性格の影響とかもあるんでしょうね。

 

迷わずおすすめ出来ること

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三年連用の日記を書いています^^

厳密に毎日書いている訳ではありませんが、書き忘れなかった日は、出来るだけ書くようにしています。

年齢のせいか、だんだんと、「今日はなにがあったっけ?」とその日の夜には忘れそうになっていたりしますし(これが何日、何週間、何か月、何年となれば、記憶がない分空虚な時間を過ごしたように感じられるかもしれない…怖すぎます(T▽T))

韓国語で書けば韓国語の練習になりますし、逆に「日本語を書く貴重な機会」にもなり得ます。母語も、当たり前に使いこなせるわけではなく、母語に囲まれた環境下で、ものすごい量のインプットとアウトプットがあったからこそ維持されていたのだということが、離れてみると分かります。また、手書きというのは、スマホやPCで文字入力するのとはまた違っていて、知っているはずの漢字を思い出せなかったり、思いもよらない書き間違いをしてびっくりするということも最近よくあります。

また別の要素として、人生は3年くらい経つとステージが変わっていくということを個人的に感じているので、三年連用日記は、人生の中期的な流れを感じるには良いものです^^
二年目からは、前年の同じ日あるいは同じ頃に何を考え、どんなふうに過ごしていたのかを見るのも面白いですし、五年用日記などでは一日分のスペースが小さくなりがちなので、三年くらいがちょうどいいなと私は思っています。

 

おわりに

長くなってきたので、今回はそろそろ終わりにしようと思います。
まとまりのない文章をここまで読んで下さり、ありがとうございますm(__)m

4月~6月は韓国で2度経験し、6月~8月はまた初めての季節だったので、「初めてと二度目は、気持ちの余裕などがこれほど違う」ということも感じられて、おもしろい経験だったのかもしれません。

これからは、「生きてりゃOK!(しんどい)」よりも多少レベルを上げて、もう少し楽しく、もう少し活動的に生きていけるのではないかと思っています。
そんな日々をまた、ここに書いて残していければと思っておりますので、今後もお付き合い頂けましたら幸いです^^

ではまた!안녕!