こんにちは、玉子です^^
今回は、先日市内の大型書店で買ってきた本のうち、
“백종원이 추천하는 집밥 메뉴”(ぺくじょんgうぉに ちゅちょなぬん じっぱp めにゅ:ペク・ジョンウォンがおすすめする おうちごはんメニュー)についてご紹介したいと思います!
私のTwitterではすでにいくつか呟いているのですが、おいしくてかつリアルな!(これ私が多用してしまう言葉なんですが…日常生活の中で、再現性の高い)料理が沢山掲載されています^^
もくじ
さて、表紙はこのようになっています。右下のちょっと太いアジョッシ(おじさん)が、著者のペク・ジョンウォン(백종원)氏ですね。
著者について
ペク・ジョンウォン(백종원)氏は韓国の実業家にして料理研究家であり、テレビで見かけたり、Youtubeチャンネル백종원의 요리비책 Paik's Cuisineで見たり(日本語字幕が入っている動画もあります)、街中にいきなりバナーが出ていたり(監修とかプロデュースとかしたお店?)で、私なぞでも大分そのお顔に親しみを感じて来ました。
それくらい“少し知っている人”、“おいしいもの好きとして間違いない人”という夫婦間での共通認識もあり、この方の料理本を買ってみることにしたのです。
本の外観・つくり
ところで、ちょっとこちらの写真見て頂けますか?
かなり分厚いんですよ(笑)
厚みが約3cm、570ページ超えフルカラー、重さにしてまさかの約1.5kg!
うちのキッチンスケールじゃ測れないので、体重計で(私が乗った後、本を持って、その差で)測りましたからね(笑)
厚すぎる、重すぎるっていう要素は、私の料理本選定基準の中ではマイナスなんですけどねぇ…
だって、なんとなく見たいときには重くて手が疲れるし、分厚い本って開いておきたいのに勝手に閉じてきたりするじゃないですかㅠ
そんな感じで、その点うーんって感じで買って来たのですが、意外にも開きがいいですね^^
勝手に閉じたりしにくいように作られていて、置いておくスペースがあれば、見ながら料理を進めることも出来るということが分かりました。
それにしてもなんでこのボリュームなのか…もう少し軽く小さく作ってくれてもいいのに、と思っていましたが、家に帰ってゆっくり見てみた時にその理由が分かりました。
“愛蔵版”というタイトルの理由。実はこれまでに、シリーズで4つの料理本が出版されており、そのシリーズ4作完結記念で作られた合体本らしいのです(笑)
じゃあ、私がイメージするような手ごろなボリューム感の本もあるってことじゃーん!書店で気がつかなかった(~_~)
でも改めて、全てのシリーズ作品の中からどれを購入するかと考えてみると、それまでのシリーズも多分1冊ずつが20,000ウォンとかするんだと思うんですよね。この愛蔵版は32,000ウォンでした。
もし書店ですべての中から選んだとしても、この分厚くて重い愛蔵版を選ぶ、それが正解だったのかもしれません(笑)
内容の紹介
本当に合体本らしく、1巻から4巻までの内容が順番に載っているようなので、目次を見ると、一巻ごとの章立てが分かるようになっています。
その章立てを、日本語でちょっとご紹介しますね。
第一弾(第1巻)
一章:食事メニュー(ごはん、おかゆ)
二章:汁物メニュー(汁物、鍋物)
三章:一品メニュー(招待料理、酒の肴)
四章:おかずメニュー
第二弾(第2巻)
一章:万能醤油で作る、すぐできおかず
二章:万能醤油で作る、作り置きおかず
三章:韓国人が愛する、毎日のおうちごはん(*)
四章:特別な日のおうちごはん
(*:私はここの三章から真っ先に見ました^^)
第三弾(第3巻)
一章:万能味噌で作る、常備菜
二章:幸せな一皿、一品料理
三章:あったかい愛情がこもった、汁物料理
四章:おうちごはんが豊かになる、おかずとおやつ
第四弾(第4巻)
一章:おうちごはんをアップグレードしてくれる、万能味醤油
二章:食卓に元気をくれる、汁物と鍋物
三章:食欲はまかせろ!(←입맛 책임지는)毎日のおかず
四章:リアル(←실속 있는)一品料理と週末料理
ちょっと私が翻訳に特に自信がなかったところは韓国語も書いておきました(^^;
お勉強されている方はぜひ一緒に考えて下さい!
こうして章立てを見ているだけでも、なかなか魅力的じゃないですか? しかも、本の最初にもくじがあるのは当然として、巻末に料理の写真付き索引があるんですよ♡
私のような外国人にもすごくフレンドリーㅠありがたいですㅠㅠ
この中から早速、ひとつふたつと作ってみることにしました^^
万能味噌を作ってみた!
容器に材料を入れて、
混ぜたら完成!
第3巻に載っていた“万能味噌”です。
材料は、みそ、ゴマ、ゴマ油、にんにく、黄砂糖(三温糖のような砂糖)ですね。
使っているものは普通だなと思ったので書いちゃいましたけど、配合は伏せておきますね^^;;
これを使って、
同じく第3巻第一章に載っていた、미나리(みなり:セリ)の味噌和え(무침 むちm:和え物)を作ってみました~!
写真で見ると、ほうれん草のごま和えとかにちょっと似てますね。私は、味噌ではなくて醤油と砂糖とゴマでやっていましたが…
似ているというのは、それだけ、なじみがあって受け入れやすいということにつながりますね。
食べてみると、にんにくとゴマ油の風味、程よい甘じょっぱさ、ミナリの香りとみずみずしい食感(やや繊維質)でなかなか良い!
ミナリという韓国の食材も開拓できたし、時々作ってみてもいいかなって思いました^^
セリは日本にもありますが、正直私が、あまり買ったり食べたりすることがなかったので…でもこれからは、逆に、ミナリを使ってセリ鍋をやってみるとかもいいかも知れませんね。
また、この“万能味噌”の活用レシピが他にもいくつも紹介されています。
一つのレシピがうまくいくと、他のレシピへの期待度・信頼度もさらに上がりますね^^(実はもう別の“万能コッチョリヤンニョム”も作ってみたんです…明日白菜と和えてコッチョリ(即席漬け?ガワ漬け?)を作ってみる予定です)
興味のある内容で韓国語の勉強も!
こんな感じでとても楽しく読めて、韓国語で書かれているのでそちらの勉強にもなります^^
多少内容に偏りは出そうですが(笑)テキストではない、韓国語の原書を楽しく読んだ!韓国語で学んだ!
私にとってのそういう特別な本になりそうです^^
実際なにか、この本をきっかけにブーストしそうな気もする(むしろしてくれw)
実は、韓国語で書かれた料理本はこれが三冊目なんです…
一冊目は日本で買い、二冊目は韓国の家の近所の書店で買いました。
今回買った本が一番リアル(おいしそう!作れそう!毎日出来そう!)ではありましたが、一冊目や二冊目で、分からないながらも料理の関連用語を少しずつ調べたりして知識を増やしておいたからこそ、この新しい本を割とスムーズに楽しむことが出来ているのかも知れません。
おわり
いかがでしたでしょうか。またまた、テンションがあがってちょっとまとまりのない文章になっているかもしれませんが^^;; 楽しく読んで頂けていたら幸いです。
韓国の人による、韓国の人のための料理!
それがやはり、本当の韓国料理だと思うので…(私の場合、韓国料理好きな韓国人夫においしく食べてもらいたいので)(もちろん私も一緒においしく食べられることは必須!)良い本を選べてよかったなと思っています。
今回も最後までお読み下さりありがとうございます!そのうち、私の手持ちの韓国料理本の紹介とかもしてみたいです^^
ではまた!