玉子の韓国生活ブログ

韓国蔚山で暮らす日本人妻のブログです^^

薬膳の学び初めにオススメのご本紹介!

こんにちは、玉子です^^
私が食養生の勉強をして、薬膳コーディネーターの資格をとったことは、以前どこかに書きました(笑)

yuzi-tama.hatenablog.com

あ…ここですね(笑)

今回は、私が薬膳・食養生に興味を持ち始めた頃、一番最初に買った本をご紹介したいと思います♪

はじめの一冊が今もお気に入り

こちらです^^

薬膳・食養生の資料を探し始めた頃、母の体調が悪く、一方私は私で、体調を崩していました。
30代なかばにさしかかり、それまでの無理が重なって、肌荒れ、PMSの悪化、治らない背中の痛み、明日にもギックリ腰になりそうな不安を感じていました。

そこで、「そろそろ自分の身体の健康のことを真剣に考えて、行動も起こさなければいけないらしい」「ついでに母にもなにかしてあげられることがないだろうか」と考えて、手始めに食事のことを考えることにしたのです。

もともと私は、「欲しいものがあっても、納得できるものが見つかるまでは買わない!」という、買い物のマイルールがあるため(笑)
書店を何店かはしごした末に見つけ出したこの本、結構気に入っていて、今でも愛読しています。

料理の写真がきれいで美味しそう!

この本の魅力の一つ目は、掲載されたお料理の写真がフルカラーで、とても美味しそうに見えることです。

写真がフルカラーなんて、今どき普通かな? でも、同じカラーであっても、「作ってみたい、食べてみたい」と思える写真と、なんだかそう思えない写真ってありますよね。。

お料理が美味しそうに見え、なおかつ材料や工程も難しすぎず「おなじみの材料・道具・技術ですぐ取り組める」のが分かるのはとてもいいところだと思います^^

厳しすぎない薬膳発想

私には同じく薬膳に興味を持っている友人がいるのですが、その友人は、専門的で厳格な薬膳の道に入ってしまったらしく、疲れてしまってしばらく薬膳の探求はお休みしていると話していました。

私は「細くとも長く続ける方が結局遠くまで行ける、成果を出せる」と考えているタイプなので、「調理方法が難しい・面倒くさい・やたらと時間がかかる」とか「美味しくない」というような薬膳なら端からNO!
毎日の生活にすぐ取り入れられて、手軽で美味しければこそ続けられる!

そんなアイディア集を探していた私に、この本はピッタリでした。
(ちなみに友人が学んだ薬膳では、食材はほとんど何も捨てることなく食するそうです。野菜の皮とかね…慣れていないと、抵抗ありますよね)

季節や体調でレシピを選べる

これのいいところって、食事に対して、「ただ美味しいから、食べたいから食べる」というだけではなくて、「今季節がこうだから」「今自分の体調がこうだから」と、戦略的に考えられることなんですよね。

例えば今なら、「冬で寒いから、身体を温める食材を多めにしよう」「乾燥しているから、肺や腸を潤す料理にしよう」と考えてみたり、あるいは「生理が来ると血虚になりやすいから、血を補う食材を買っておこう」とか出来るわけです。

もし本当に生理になった時、買い物に行くのもしんどい…となってしまいがちな人の場合、あらかじめ良い食材を買っておける上に、それでケアが出来るとなればかなりいいですし、それによって自分の気分もよくなります。

食事のコントロールというのはあくまでアプローチの一つですが、一方的に振り回されるより、いくらかでも自ら働きかけて、自分の身体や心を良い状態に整えていけるというのは心強いものです。

薬膳の世界へのやさしい導入

最後になってしまいましたが、お料理のレシピだけでなく「薬膳について読んで学ぶ部分」も、はじめの一冊としてちょうどいい感じで入っています^^

医食同源」「薬食同源」をいいかえれば、「口に入るものはすべて薬」。
陰陽五行の発想と、西洋発の栄養学とは異なる食物の性質のとらえ方は、日本の風土と人の身体によりよく馴染むのでは…と感じさせてくれます。

栄養学を否定するつもりは全くありませんが、人の思考の志向によっては、この東洋的発想の選択肢を検討するのも良いのではないでしょうか。

 

今回は私お気に入りの薬膳・食養生関連書籍をご紹介させて頂きました。さらにご紹介したい本、沢山あります^^
今後もちょこちょこ書いていこうかなと思いますので、ぜひ読者登録よろしくお願い致します♪