玉子の韓国生活ブログ

韓国蔚山で暮らす日本人妻のブログです^^

【試行錯誤】わが家の奇妙なラッポッキ

先日、家で夕食にラッポッキ(라볶이)を作りました。
“ラッポッキ”が何かといえば、“トッポッキ”というおモチや、練り物(さつま揚げ的な)を甘辛いソースで煮た食べ物に、ラーメン(라면)の麺を加えた食べ物です。
まずは写真のイメージ画像をご覧下さい。f:id:yuzi_tama:20220523133903j:image

パッケージに印刷されているのが、“トッポッキ”のイメージです。
こういう合わせ調味料が、各メーカーから売り出されています。
韓国に来るまで、家でトッポッキやラッポッキを食べようと考えたことがなかったので、こんな合わせ調味料があることも知りませんでした。
実は、日本でも結構買えたりするのかな?

作ろうと思ったことはなかったけど、トッポッキのことは知っていたから、ソース(以後ヤンニョムとしましょう)は家で作るものだろうと思いこんでいました。だからこそ、面倒だなと。
ところがこんな出来合いのヤンニョムを買ってくれば、適当な鍋に、ヤンニョム・水・食材を全部入れて、火にかけてしばらく煮るだけで出来る、とても気楽な食べ物だということが(ようやく)分かったのです(T▽T)

(ところでこのヤンニョム、パッケージの右下にあるように、冷蔵庫で保管しないといけません…意外です。常温保存出来たら、もっと楽なのにね)

ところで、タイトルに「わが家の“奇妙な”ラッポッキ」と書いたのは、実は私の韓国人夫が、トッポッキの“トッ(떡)”を食べたがらないので、要はおモチを入れないのです。
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トッポッキ”とは?“ラッポッキ”とは??
って、私も思っています(^^;
しかしそんなことも出来ちゃうのがおうちごはんのすごいところですよね…
この日の具材は、平たいオデンと棒状のオデン(オデンは練り物のことです)、玉ねぎ、キャベツ、ゆで玉子、そこに夫の好物のタンミョン(당면)も加えてみました。この時は少し平べったいタンミョンを使用しています。

“タンミョン”とはいったい何なのか…分からないまま食べていましたが、この機に成分表や原材料を見てみたところ、「サツマイモのデンプン」と書いてありました。
日本で馴染みのある春雨が、緑豆や芋類のデンプンから作られているので、とりあえず「韓国の春雨だね」って思っておけばよさそうです(^^;

今回使用したラーメンはこちら↓f:id:yuzi_tama:20220523133917j:image

この、スープなどが付属していない、ラミョンサリを2玉使用しました。
ラミョン(라면)はラーメン、サリ(사리)は麺や縄を表す韓国語だそうです。
こちらは別の小鍋にお湯を沸かして茹でて、あとでヤンニョムの鍋に加えます。
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何度かヤンニョムの鍋で一緒くたに煮てみたのですが、そうするとラーメンをうまく茹でるには水分量が足りず、水を加えるとヤンニョムが薄くなってしまいます。なので、ひと手間かかりますが、ラーメンだけは別に茹でることにしました。
*麺とヤンニョムの準備のタイミングを完璧に把握しているのでなければ(それは私ですが)、ヤンニョム先行で準備する方が安全です。スパゲッティと同じですね^^
(ところでこの黄色いラミョンサリ、茹でる時間とか水の量とか何にも書いてないんですよね。。様子を見ながら、調理者の裁量でうまくやらないといけません^^; 알아서 해라는 거죠...)

ヤンニョム鍋にラーメンを加えたらこんな感じになりました。
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うーんこれは…
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ヤンニョムがちょっと足りないよね^^;
「出来合いのヤンニョムがあるなら、簡単じゃん!家で作らなくても大丈夫じゃん!」と思ったのもつかの間、
ちょっとした量の調整のためには、やはりある程度“ヤンニョムを自ら作る方法”を知っていなければならないようです…
(それはおそらく、水orだし汁・コチュジャン・砂糖・醤油などをどう調合するかということになるかと思います)

それに、写真に写っている幅広タンミョンが、ちょっと硬かったんですよね(T▽T)
茹でる前に水に浸したり、茹で時間を長くとったりするようにしているんですが、まだちょうどいい塩梅がつかめずにいます。
どうせ食べるなら最高においしく食べたい!

それでも、全体的には楽しくおいしく食べましたので、今後も気楽に、少しずつレベルアップしていければと思っています。 


…ということで、完成度の高いレシピ紹介ではなく、私の試行錯誤の軌跡という形にはなりましたが、楽しく読んで頂けたなら幸いです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう♪