先に、「はじめての韓薬」という記事を前後編に分けて二つ投稿しましたが、いろいろと書ききれなかったことがあるので、自分の備忘録もかねてこちらに少し書いていこうかと思います^^
こういう形式なら、また後で思い出したときも追加しやすいですし(笑)
さて、まず写真を一枚…
【服薬指導書のメッセージ】
これは、2箱目のお薬をもらって来た時に、また箱に入っていた服薬指導書です。
同じ薬だから同じように飲めばいいんだろうと思っていたし、見た目もほぼ同じに見えたので、特に読んだりしなかったのです。
ところが、「もう全部飲んだし捨てるか?」と思ったときに、最後に一度見ておこう…と目を通してみたところ、内容が少し違ったのです。
上の赤い字より上、下の青い字より下は同じでしたが、その間にある内容が違いました。ざっくり和訳するとこうです。
『~~~様、苦い韓薬をお召しになりお疲れ様です。
今回のお薬をお召しになり、もう一箱お召し下さい。
(残り一日分ほどになったらご連絡下さい。)
ストレスを受けず、お母様とお父様と旦那さんと
時間があれば沢山お話しして下さい。
軽い運動をされるのも結構です。(但し、決して無理はしないでください。)
早く寝て、十分に睡眠を取って下さい。
常にきれいなものを見て、良いことを考えて下さい。
いつもスマイルです。』
最後の「いつもスマイルです。」を読んだら、外国人の私にも親切に接して下さった韓医院の先生のお顔がパッと思い出されました。
してみると、ここに至るまでの内容も、診療時に先生が私に話して下さったことだと思い当たりました。
特別変わった内容ではありませんが、一人一人の患者に個別にこのような文章を用意して下さったことに、これは先生が私個人へ下さったお手紙のようなものだと随分遅れて気がつきました。
捨てちゃう前に目を通してみて良かったㅠ
何かの折には、またご挨拶に行くなり、韓薬処方をお願いするなりしたいなと思いました^^
【服薬中に食べられないもの】
前の記事でも書きましたが、韓薬を服用している時に摂取してはいけないもの、避けた方がいいものというのがあります。
それは、薬の種類や患者?の状態・症状により違うのではないかと思ったのですが、「一般的に、韓薬服用中に摂取できないもの」をいま把握している範囲で書いておこうと思います。
・お酒、たばこ
・小麦粉食品
・豚肉
この辺りは特に代表的で、近所で買い物する時に「いま韓薬を飲んでいて」ということをチラっというだけで、「じゃあパンは食べられないね」とか、「このシリアルは小麦粉を使用していますよ」とお店の人が言ってくれたりするほどでした。
肉については認識が少し曖昧なのですが、“豚肉のような脂の多い肉”と書いてあると「じゃあヒレならいいのかな?」とか、“チキンを避けろ”と書いてあると「なぜ“鶏肉”と書かないのか。もしかしたら韓国の有名な食べ物であるヤンニョムチキンやフライドチキンはダメで、それ以外の鶏肉はOKなのか」、さらに「牛肉や鴨肉や羊肉はいいのか」など気になるところで、今回は突き詰めなかったものの、今後もアンテナを張って少しずつ情報を集めるようにしたいなと思っています。
【体重の話】
こちらはTwitterに出したこともあることなんですが、薬が飲む人の身体に合っていると、飲んだ人の体重が少し増えることがあるそうです。
私はといえば、そもそも韓国に来てからずっと一定の割合で体重が増え続けて危機感を覚えているのですが(^^;、
薬を飲んでいる間体重増加がスピードアップしていました!
お酒も肉もお菓子も気楽に食べられなくて、口に入れるものの全体量が減っているにも関わらず、です。
運動量は薬を飲む前後で変わらず。不思議です。
あの薬、実はすごくエネルギー量があるものなんだろうか。
それともまた別のことなんだろうか。
とりあえずそんな説と、今回私に起きた実際の現象の話でした。
【その他韓薬服用体感(効果)】
・朝起きやすくなった気がする
・昼寝しないで活動できる(昼寝頻度が減った)
・辛いものを食べると汗をかくようになった
辛いものを食べて汗をかくなんて当然のようですが、実は「辛い!熱い!口が痛い!食べれない!」ということはあっても、汗をかくってことはあまりなかったのです。
(汗かきの夫が毎度目の前で「タオル持って来てー!」と叫んでいても…)
薬を飲み終わってみると、なんだか、辛いものを食べた時に、鼻頭や額やこめかみあたりにうっすら汗をかくようになった気がします。
【金額の話】
今回飲んだ韓薬が一箱25万ウォン(最近為替が安定しないのでアレですが、ざっくり約2万5千円くらいを想像してみて下さい)で、たっかいなー(゜o゜)!!と思った話を書きましたが、実は同時期にお義母さんも韓薬を飲んでいて、お義母さんのお薬はもっと高いのだという話をご本人から聞きました。
人も症状も違えば薬も違い、お値段も違うのは当然ですね。。しかし、もっと高いこともあるとなると、なんだかため息が出る思いです(^^;
【食事の30分後に飲むこと】
服薬指導書に“食事のあと30分後に飲むこと”とありましたが、これ微妙に飲みづらいですよね。忘れそうで。
それで初めの頃横着して、ご飯を食べた後すぐに飲んでみたりしたことがあったのですが、結構高確率でお腹が痛くなりました。
味がかなり苦いせいか、胃腸がきゅ~っとよじれるような感じがして…
そうすると、食べたものも薬も全部吸収出来ずに無駄になってしまいますので、それに気付いてからはよくよく気を使って、お腹がいっぱいの時ではなく、少しこなれた頃に飲むようにしました(^^;
【初回の先生の話】
・心臓が少し弱いです。
・皮膚(肺)も少し弱いです。
・胃腸(脾胃)も少し弱いです。
(残りは肝と腎だよ…)
・感情の起伏を緩やかにすること。怒ること、悲しむことはもとより、喜び過ぎ、はしゃぎすぎもNGです。
・動きも緩やかにして、急に動いたり、激しい運動をしたりはしないで下さい。(朝と夜に10分ヨガをやってる<ぜひ続けて下さい。)
・ペットは飼わずに、遠くから見て愛でて下さい。
・食事はよく噛んで、適量を食べて下さい。
このアドバイス、それぞれ心・肺・脾胃に関することでしたね…。
いろいろ書いて、読むには少し長いしまとまりがなかったかも知れませんね(^^; また何か思い出した折には少しずつ追加していこうと思います。
【最後に】
さて、今回話題とした韓医院は、義実家がよく利用する医院なのですが、韓医院は他にも近所でいくつか見かけたことがあります。
しかしその中から、今回の医院を選ぶ理由は、先生やスタッフがとても親切にしてくれるからだそうです。
逆に見れば、韓医院ならどこでも同じように温かく親切にしてくれるというわけではなく、多少不親切なところもあるしそもそも相性もあるということかと思います。
このように安心して身を任せられる医院に出会えたこと、お義母さんや夫がそこに連れて行ってくれたことに、感謝したいと思います。