こんにちは、玉子です^^
今回は、こんな内容で書いてみようと思います。
ウー・ウェンさん
北京出身で、日本で活動しているウー・ウェンさんという料理研究家の方をご存じですか?
私は2017年くらいに書店でこの方の本と出会いまして、それ以来ちょっとしたウーウェンさんファンという感じになっています^^
私が見ているウーウェンさんの料理本は、中国的発想や調理法を用いつつ、日本の食材で作れる日本人好みの料理を紹介していて、また、子どもたちを育て上げた母親が作る家庭料理として、リアルで、愛情と知恵のこもった料理を多数紹介されているというふうに感じられます。
中国では一般的に広く知られているらしい、五行思想に基づく食養生を毎日の食事に取り入れる方法を易しく教えてくれます。
2017年ごろはちょうど、私と私の母の体調がそれぞれ思わしくなく、食べることが大好きな私は「まず食から考え直そう」と思い立ち、身体に優しい料理の本を探しました。
その流れでウーウェンさんの料理本に出会い、さらにその後”薬膳コーディネーター”の勉強をするまでに至ったという、人生のちょっとしたマイルストーン的存在です。
そんなわけで、ウーウェンさんの料理本を何冊か所有していますが、その中で、長らく「持っているだけで何も作ったことがない、何か作ってみたい」という本がありました。それがこちらです。
「ウー・ウェンの 北京小麦粉料理」
粉から家で作る小麦粉料理なので、うどんとかスパゲッティとかピザとかパンとか、食べ慣れていても作ることには慣れていないということで、かなり長い間「見ているだけ」で、なんとなく悔しい気分を味わっていたのですが^^;;
麺棒を買って来たりドライイーストを買って来たりして外堀を埋め、ようやく最初の一品に挑戦することが出来ました(笑)
おうちで作る肉まん(包子)です!
“包子”調理過程(写真あり)
小麦粉料理に不慣れな日本人でも取り組みやすいよう、小麦粉の量は200gを基本としたそうです。
確かに…200gなら、心のハードルは下がるけど、出来上がり量はどうなのかな?
帯に短したすきに長しって感じになるのでは…という不安もありましたが、何しろ初めてで不慣れなので、まずは書いてある通りにやることにしました。
なーんとなく、菜箸の太い方を使って混ぜました(笑)
ぬるま湯を加えながら混ぜていくと、だんだんそぼろ状になってきます。
この後、まとまるように手でこねて、油も加えて、よく分からないのでその後も結構こねて(笑)
翌日右腕が謎の筋肉痛になりましたw 特に、手首から肘までのあたりですね。
パン作りとかもしたことがなかったので、イーストをわざわざ買ってきて使うのはほぼ初めてです(ホットクミックスの中に、ちょっとだけ入ってたけど…)。
一次発酵させると、こんなに膨らむんですね!
触ってみると、なんかしゅんとしぼんだ感じがしたので、本当に、ただ風船のように膨らんでいたんだなと思いました。
8等分にして、具を包んでいくのですが…
皮を丸く伸ばすの難しいね?
もちろん私が不慣れでぶきっちょだからというのが第一ですが、もしかして、麺棒がベストではなかったかも…
もう少し短くて、真ん中が太くて両側が少し細くなっているタイプの方が良かったかも…?
今後どこかで見つけたら、買ってしまうかもしれません^^;
クッキングシートをカットして1個ずつ乗せるスタイルにしました。売り物の中華まん風^^
先日、ホットケーキミックスでリンゴ入り蒸しパンを作ったのですが、その時はケーキカップに生地が沢山ついてもったいなかったなぁ…
幸い、8個全部乗りました^^
使用したウー・ウェン・パンは、本体は中華鍋の形をベースにしていますが、底は平らでガスコンロでもIHでも安定感がよく、蓋はドーム状で蒸し料理にとても便利です。スチームトレーもついています。
難を言うとすれば、少し重いのと、現在のわが家の台所には少し大きいということかな。ガスレンジにおいても、シンクで洗うにしても、妙に大きい^^;
台所のサイズ感と合っていない。
あと、収納も、場所をとりますね。きれいに重ねられるようなタイプではないので。
でも、機能的でよい鍋なので、お気に入りです^^
しまった!
蒸しあがりの写真を撮り忘れました…ㅠ
最後の一個です。
クッキングシートを一個ずつ分けてつけたのは良かったですね^^
反省など
今回は皮も餡も作り慣れない状態ながらとりあえずやってみたのですが、「皮と餡を一気に作るのはしんどい!」という結論を得ました(T▽T)
なので、タイミングをずらすと考えると、まず前日にでも餡を作っておき、食べる日に皮を作って包んで蒸すのがベターかなと思います。
蒸したてがおいしいですからね^^
それから、皮の膨らみ方が少し不十分だったような気がします。
これから寒くなるので、それにも対応するとすると難易度が高い課題です。
皮を麺棒できれいな円形に伸ばせないというのも気になるところでしたが、イースト入りの発酵生地だからか、いびつであってもよく伸びるし、よくくっつくので、結構何とか包めました。
包んでから蒸し始めるまでの二次発酵の時間で、くっつけたところが開いてきてしまう個体もありましたが、またつまんだらくっついたし、そのまま蒸せたので、まーいっかなって思います。
もちろん円形に伸ばすのも格好よくひだを寄せて包むのも、何回かやってもっとうまく出来るようになれたらいいなと思っています^^
あとは餡そのものですが…
今回は初めてなので、とりあえず本に載っている通りに作ってみました。
豚ひき肉とネギと調味料という、シンプルな餡ですね。
しかし食べてみると、ちょっと、肉分が多すぎて固い感じがするというのと、味付けが、これでいいのかなぁという感じがちょっとしました。
もう少し、野菜か何かを混ぜ込んでやわらかい肉だねになるようにし、もし可能ならば少しジューシーな感じになるといいような気がします。
それに、全然違う味の餡の可能性も検討したいですね。
日本のコンビニなら、カレーやピザや小豆あん入りの中華まんがありますし、野菜系にキムチ系にチーズ系、チャプチェやその他おかずの残りみたいな餡も結構いけるかもしれません。
可能ならば、一度に2~3種類の味を楽しみたいような気もしますし、慣れ(練習)と工夫でなんとかなんないかなぁ、と思っています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
韓国では、こういう食べ物を찐빵(ちんっぱんg:蒸したパン)とか호빵(ほっぱんg)というと、イメージが伝わるみたいです。
この本には他にも、皮から作る餃子や、麺系、饼(ビンg)系、蒸しパン系と色々な料理が載っていて、あれもこれもやってみたいという気持ちに駆られるのですが、いかんせん、私にも夫にもそれほど馴染みのない食べ物なので、生活の中にうまくはめこむことから神経を使う…リアルではなく、私の”趣味”に付き合わせて、いつしか私も飽きてしまうということになるのかもしれません。
それでも、せっかく興味を持ちましたから、初めからスルーするよりは、やってみてから「ちょっと違ったな」という判断をするのがいいかなと思っています。
もしかしたら、こんなのは杞憂で、新しい世界が開けるかも…笑
今回も最後までお読み下さりありがとうございました。
ではまた^^